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ノムコ/NOMCO
NOMCO CURRY MAP

1976年 群馬県渋川市生まれ。慶應義塾大学(SFC)卒業。外資系企業でマーケティング・マネジャーとしてまじめに勤務するかたわらカリーを食べ歩く日日。カリーなら欧風もインドもおウチでつくるのも! 好きなもの──ナポレオン・ボナパルト、平野啓一郎、ブルボン小林、JEAN PAUL HEVINのチーズチョコレート、思想誌『思想地図β』(コンテクスチュアズ)、映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)、日本橋『うさぎや』のどらやき、くうかん実験棟、名和晃平、オラファー・エリアソン、グレン・グールド、CHANEL、Martin Margiela、Muhl Bauear、Giuseppe Zanotti、Roger Vivier、Dyptique L'OMBRE DANS L'EAU、松ボックリ、狼、赤坂『楽亭』の天ぷら、金沢『小松弥助』の寿司、トランポリン──いつもポケットにスパイスを。



月別アーカイブ: 12月 2015

番外編 Japanese Curry Award 2015を発表するよ!

カリークリスマス!

先日、Japanese Curry Award 2015の審査会が銀座デリーにて行われました

 

カリー界の大御所ばかりです(汗)

 

白熱したスパイシー議論の末、今年のアワードが決定しました~!!

受賞の各店の皆さま、おめでとうございます。

これからもおいしいカリー作りをお願いいたします。

ジャパニーズ・カリー・アワードの審査基準は「日本のカリー文化に貢献した店」です。

昨年はこのような名店が選ばれましたが、今年の受賞は……

 

ジャジャーン!

 

 

メインアワード

東京東洋軒(赤坂見附)

洋食の部(とわざわざ分けているわけでもないのですが)では、まもなく創業120年を迎える、日本の西洋料理店の祖ともいえる“東洋軒”です。

東洋軒の伝統的な黒カリーに、フレンチと和を繊細に融合させた“ナリサワ”という現代的な視点が加わった逸品。レベルの高い西洋料理の数々とともにいただくカリーは、インドから西洋にわたった「カリー」がいかにして日本に花開いたかを教えてくれます。

 

 

 

 

まめ蔵(吉祥寺)

©カリー細胞さん

カフェカリーの部は、1978年オープンの吉祥寺はまめ蔵に決定!

オシャレ系カフェカリーの元祖といえばやっぱり外せません。しばらく行ってなかったので近々いってきまーす

 

 

 

 

 

奥芝商店(北海道・八王子)

©カリー細胞さん

スープカリーの部は、接戦の末、「地産地消にこだわる北海道スープカレーの旗手」奥芝商店に。

スープカレーの名店数多ある中、特にこの「奥芝商店」が素晴らしいのは、北海道の店舗では北海道の食材を、東京八王子の店舗では八王子の食材をと、地産地消にこだわっているところ。日本で生まれたスープカレーという料理を、その土地土地に定着したカタチで提供することに、高い意識をもって取り組んでいる姿勢を応援したいと思います。(カリー細胞さん談)

札幌は前に行ったことあったのだけど、東京は八王子という立地がらまだ行けてないんだなぁ。こちらも近々……

 

スパイスツリー(逗子)

©カリー細胞さん

「各国スパイス料理、いいとこミックスの新境地」

昨年彗星のように現れ、すでに名店の域に達する勢い。「カレー屋」であり、「南インド料理店」であり、でもネパール要素も入ってたり。その「いいとこミックス感」こそが、ジャパニーズカレーが進む一つの方向性。関西のスパイスカレーでも同様の傾向が見られますが、この店は味もトップクラスと感じます。店主は昨年の栄誉賞「デリー」出身でありながらも、カシミールカレーを封印。南アジアのスパイス料理と日本カレーの融合という「デリー」のスピリットを受け継ぎつつも、独自の挑戦を続ける姿勢が評価されました。(カリー細胞さん談)

 

カッチャルバッチャル(新大塚)

ダバインディア出身系の部は、カッチャルバッチャルに。呑めるカリー店という新たなジャンルの代表格。ここ数年東京カリー界を席巻している“ダバインディア”出身の日本人のカリー店のなかでもその繊細さで頭一つ飛び出た存在。タンドールでここまで絶妙な火入れをできる人はなかなかいないだろう。日本におけるインドカリーの新時代を代表する店であることは間違いありません。

 

 

 

 

 

ニルワナム(神谷町)

インド人が頑張るインドカリーの部では、神谷町ニルワナムに軍配があがりました。インド料理ってカリーだけじゃないんだねってことを知らしめてくれた店。ビリヤニは日本での市民権をここまで得たのかもしれないと言えるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

サワディシンチャオ(大阪・博労町)

©エスニカンさん

看板に「自家製グリーンカレーの店」と掲げてあるが、ここのタイ式「グリーンカレー」は手間ひま惜しまず作った本格派。そんな味がランチはビュッフェの1品として供されるほか、ディナー時には1品としてじっくり味わえる。オーナーのおぐしみきさんは、アジアンクッキングサロンも主宰。ベトナム、タイなど東南アジア料理を中心に本場の味を追求、ビギナーからマニアまで魅了してくれる店です。(エスニカンさん談)

次回大阪探訪の折に伺いたい!

 

 

カルータラ(大阪・肥後橋)

©カリー細胞さん

大阪・江戸堀にて16年の長きに渡りスリランカカレーを提供する古参のお店。創業17年目に突入した現在でも、あくまで「スリランカカレー」というスタイルでランチを中心に営業(夜は完全予約制でコースのみ)。シンプルなスリランカカレーを提供する意味で、1970年台創業の老舗『WASANA』とは違う方向性で関西のスリランカ文化を生んだ立役者の1人

(TAKさん談)

こちらも次回大阪探訪の折に!

 

 

バンブルビー(大阪・本町)

大阪スパイスカレーというジャンルが誕生したきっかけは、「何じゃこりゃ?」の迫力だったのではないかと思います。
元祖とされる北浜「カシミール」(「ルーデリー」という説もありますが)の「何じゃこりゃ?」の迫力に、やっちゃっていいんだ!と刺激され、冒険と挑戦を始める店が出てきたのがシーンのはじまりだとすると、今は「スパイスカレー」というジャンルがちゃんと確立している。それには良い面とそうでない面があって、ジャンルに嵌めようとする保守的感覚が勝ってくる場合もあると思うのです。
そんな中、孤高のレジェンドとでも呼ぶべき店がこちら「バンブルビー」。

三種の獣肉を花で飾った「ジビエ三兄弟」と称する異色の一皿、そのズシッとヘヴィなスパイスと辛さ・・・誰も真似できない、真似しようとも思わない、行き切った存在感は超絶。(カリー細胞さん談)

カレーを進化させるのは、「なんじゃこりゃ?」の刺激。その孤高の迫力に敬意を。

 

和リー 南船場ゴヤクラ(大阪・堺筋本町)

先日お伺いしたばかりのこちら、大阪スパイスカリーの代表格とも言えるオリジナル感あふれるカリー。

カリーといえば辛い、辛いといえば唐辛子、そんな日本人のイメージをそのままに作り出された唐辛子マスターのカリーです

 

 

 

 

 

 

新人賞

ダルバート食堂(大阪・谷町四丁目)

関西の審査員が全員推した店。行ってみたら、そのワケがよくわかりました。とにかくスパイスを愛してて、ダルバートを愛してて、誰よりも研究してつくってる。辛くないけどカリー感たっぷり。サイドまで余念がない。

大阪スパイスカリーはまだまだ広がりがありそうです。

 

 

 

ハブモアカレー(表参道)

Have More Curry! もっとカリーを食べよう!

シェフの松崎さんは2015年、新宿「curry草枕」の厨房で働きつつ、水曜限定の間借りで池袋のカフェで「ハブモアカレー」をスタート。インド料理を基軸としながらも、まるで「京のおばんざい」であるかのように、季節の美味しい食材を愉しむ独特のカレープレートを提供しています。その独特のカレーは瞬く間にネット上でも評判となり、半年も経たないうちになんと、表参道に実店舗をオープン!

今年の新規オープンのなかでも飛びぬけた存在感とクオリティです。レポートは追って。

 

名誉賞

新宿中村屋マンナ(新宿)

©カリー細胞さん

創業1901年。言わずと知れた、日本で初めて「印度式カレー」を提供したお店。今から143年前、1872年(明治5年)同じ年に刊行された『西洋料理指南』『西洋料理通』2つの書物に「日本最古のカレーレシピ」が登場するのですが、そのうち『西洋料理通』のカレーレシピを、「新宿中村屋」が今年期間限定で再現したのです。まだ玉ねぎが普及していなかった時代の、長ネギを使ったカレー。これを出せるのは「新宿中村屋」をおいて他にない。創業100年を越え、今も日本のカレー文化を啓蒙し続けるお店です(カリー細胞さん談)

 

こうやってみても、まだまだ行っていないお店がたくさんあります。

来年もおいしくオシャレなカリーを紹介していきたいとおもいまーす。

 

2016年もみなさまがおいしいカリーとともにありますように。

 


カテゴリー: インドカリー, スリランカカリー, ネパールカリー, 北インド, 南インド, 日本のカリー, 欧風カリー |