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ノムコ/NOMCO
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1976年 群馬県渋川市生まれ。慶應義塾大学(SFC)卒業。外資系企業でマーケティング・マネジャーとしてまじめに勤務するかたわらカリーを食べ歩く日日。カリーなら欧風もインドもおウチでつくるのも! 好きなもの──ナポレオン・ボナパルト、平野啓一郎、ブルボン小林、JEAN PAUL HEVINのチーズチョコレート、思想誌『思想地図β』(コンテクスチュアズ)、映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)、日本橋『うさぎや』のどらやき、くうかん実験棟、名和晃平、オラファー・エリアソン、グレン・グールド、CHANEL、Martin Margiela、Muhl Bauear、Giuseppe Zanotti、Roger Vivier、Dyptique L'OMBRE DANS L'EAU、松ボックリ、狼、赤坂『楽亭』の天ぷら、金沢『小松弥助』の寿司、トランポリン──いつもポケットにスパイスを。



月別アーカイブ: 4月 2014

第50回 新大塚 カッチャルバッチャル|進化系インドの旗手

記念すべき50回目は、新大塚という便利とは言えないロケーションにありながら押しも押されもせぬ東京ナンバーワン カッチャルバッチャルへ。

たまたま隣の席におられた某外食業界大物も、「カリーはここにしか来ない」とおっしゃられておりました(こちらの方は西麻布在住)。ここのカリーを食べるために新大塚に来る、といっても過言ではないカリーレストランです。

 

ささ、その人気のヒミツをひも解いてまいりましょう。

東京における南インドの元祖 ダバインディア出身のシェフが開いたお店、というだけで期待が高まります。

ウラにはお酒メニューもたくさん。インドスナック(写真)とともに飲もう!     

メニューは、さほど多いバリエーションではありません。前菜5種、タンドール5種、カリーが7種。お店はふたりできりもりされているようで、この数が限界かしら。同じくダバインディア出身系の千駄ヶ谷 ディルセにも通じるところがあるような。とはいえ、メニューは固定ではないので、足繁く通っていろいろを試してもらいたいとおもう。

 

 

 

 

 

前菜はお酒のツマミにもなりそうなスナック、ナッツ、アチャール(インド漬け物)に、手羽甘辛揚げにタコとひよこ豆サラダ。ツウのひとは「3種盛りで」と頼んでおられます。オープン当初は3種盛りというのがあったそうで、その名残(というほどでもないけど)があるようです。ツウを気取りたいアナタは「3種盛り」とオーダーしましょう。

 

脱帽の火入れのタンドール料理

野菜のグリル ¥600

なんともまぁ!インドカリーレストランとは思えない、スバラシイものがやってきましたよ。ガーリック、ブラックペッパー、マスタードシード、クミン、あとなんだろうなぁ。あまりスパイス感はないのだけど、ここのタンドール料理のおいしさを保証するに十分な絶妙すぎる火の入れ加減。

値段の安さはディルセ並みだな……!

 

 

 

 

海老の香味焼き ¥640

 

 

こちらの海老の香味焼きもそれほどスパイスは強くありませんが、海老のおいしさを完璧にしている火入れ。添えられたミントチャトニーも、爽やかな味わい。しっぽまでおいしく食べ尽くしてしまいたい。

 

 

 

 

 

繊細系カリーの数々

ブラックペッパーマトンカレー ¥1030

いい意味でインドにはない味。タマネギをじっくり炒めて引き出した甘みが、ブラックペッパーとあいまって独特の風味を醸しています。マトンも丁寧にマリネされていて、それでいてマトンならではのシッカリした食感も残しています。日本人の仕事、ということを実感させてくれる逸品。

 

チキンアッチャーリーカレー ¥980

アッチャーリーいうのは青唐辛子の酢漬け。これがタップリはいったチキンカリー。写真にみえる小さなツブツブは青唐辛子の種です。これだけ青唐辛子が入っていると辛いかしら?と心配しながら口に運ぶと。いやいや、これがこれが!チキンのまるーい味。使っているスパイスはクミンとブラックペッパーくらいなのだけれど、ゆっくりと丁寧にとられたチキンスープが深いまろやかな味をつくりだしています。いやいや、畏れ入りました。

 

ふだんだったらこれだけ食べれば十分なのだけど、あまりのおいしさにもうひとつオーダーしてしまった!

こちらは赤い海老のカリー。タンドール同様に丁寧に下処理された海老に、トマトの酸味、スパイスの香り。

 

 

 

お隣の席のカリーもパチリ。        (手前)クリーミー海老 ¥1030, (奥) バターチキン ¥980

 

ちなみに、隣席の某飲食系の方々によると、日本一トマトを消費するのはイタリアンレストランではなくてインドレストランなんだとか。バターチキンだとかの人気のカリーには確かにたくさんのトマトを使います。現在日本にあるインドカリーレストランは、なんと21,000軒!これに欧風カレーは日本のカレーを足すと、すごい数ですね。うんうん。

 

 

 

 

 

 

 

なんだか、インドカリーの進化をかんじて止まないこの数年。“想いの木”や“ディルセ”、”シバカリー ワラ“にも見られるように、日本人シェフの手による繊細なあたらしいインドカリーが生まれている。

まだまだ行くべき店がたーくさん。100回をめざして、精進して参りたいと思います。

 

あ、カッチャルバッチャルは人気店なので予約してから行きましょうね!

 

カッチャルバッチャル

豊島区南大塚3-2-10 林ビル2F

03-5954-5551

18:00-24:00(LO 23:00)

日曜日定休

 


カテゴリー: インドカリー |